ライブファイルシステム形式で書かれたDVDの復旧

ライブファイルシステム形式はパケットライト形式とも言われ、USBメモリーなどのように追記が可能な書き込み方法です。アクセス不能になったということで持ち込まれました。

1.パソコンで認識はしますが、アクセスできません。少々傷もあり、まず研磨をします。

2.デスク検査をしてトラックが4分割されています。

3.Track1のISOを作ります。

4.Track1をマウントします。

5.マウント出来て復旧できました。

6.残りのトラックもマウントし復旧します。RAW復旧です。

今回はTrack1だけで100%近く占めていて復旧率は99%以上です。約1時間かかりました。

 

 

Buffalo HD-LB1.0TU2のデータ復旧

バッファローの外付けUSBハードディスクHD-LB1.0TU2のデータ復旧です。

1.診断します。異音なし、パソコンで認識はします。ドライブレター確認できるも、アクセス不可の症状です。ずーとアクセスを繰り返している状態です。中程度の物理障害と思われます。

2.早速復旧機に掛けてエラースキップしながらコピーします。

3.6時間程でコピー終了。論理エラーなし

4.コピーしたHDから復旧し、完了しました。

今回は自分たちで何とかしようと市販の復旧ソフトを使って復旧しようとしても復旧できなかったということで持ち込まれました。復旧途中で症状が悪化したそうです。

調子が悪いときは無理せずに復旧業者に依頼すべきでしょう。症状が重くなるとそれだけで復旧金額も高額になりますしデータも復旧率が悪くなりますのでご注意をお願いします。

その日に納品できました。

 

Westan Digital WD10JPVXのデータ復旧

富士通のノートPC用の1Tハードディスクのデータ復旧依頼です。

1.初期診断、回転パソコンで認識はするが、動作が極めて遅い、フォルダが開かない。

2.例のごとく、別のハードディスクにエラーをスキップしながらコピー

3.エラー多数あったが、90%以後がコピー不可でしたが、データはないと思われますので途中で中止しました。

4.論理エラーは多少ありましたが、通常通り認識し復旧完了しました。

今回は運よくメモリー後半の領域に傷がありその領域はデータがなかったため幸運でした。

DELL OPTIPLEX 3020のハードディスク丸ごとコピー

DELLのOPTIPLEXをMicrosftSQLサーバーとして使っていたのが、突然起動しなくなった。何とか起動したものの今後が心配なので現在の環境をそのまま新しいハードディスクに乗せ換えてほしいとのご依頼

1.パソコンからHDを取り出して検査

2.一部にエラーがあるものの丸ごとコピー可能と判断

3.早速、復旧機に掛けて、エラーをスキップしながら丸ごとコピー

4.起動できて、SQLサーバーとしても機能しています。

ハードディスクは一般のハードディスクでも2年は持つように作られているらしいから、特に重要なサーバーとして使っているパソコンは2年で交換したほうがよさそうです。

 

SONY VPCSBのデータ復旧と修理

SMARTエラーでストップ、ESCで同意しても、修復していますを繰り返し、起動できない状態です。

1.データが必要とのことで、復旧機に掛けてエラーをスキップしながら、新しいHDへコピー

2.コピーしたHDの論理エラーを修復します。これで、データは取れるが起動するようになるかは不明

3.新HDを取り付けて起動してみると時間は掛ったが起動した。

4.システムを入れ替えるためにアップグレード最新のWindows10へ。

データもそのまま、ソフトもそのまま、設定もそのままでお使いいただけるようになりました。