IO-DATA のNAS HDL-CE1のデータ復旧

IO-DATA のNAS HDL-CE1が持ち込まれました。調子が悪くなったのでバックアップを取ろうとしたら、コピーの途中で切断されるとの事でした。

1.早速、分解してハードディスクを取り出します。

IO-DATA のNAS HDL-CE1
IO-DATA のNAS HDL-CE1の分解

2.復旧機に掛ける前にディスクの検査を行いました。多数の読み取りエラーが発生しています。

3.復旧機に掛けてビットごと完全コピーを行います。非常に復旧に時間がかかります。コピー速度が遅く3日かかりました。

今回はエラーが無くコピーでき復旧も100%成功しました。

ちなみに、ファイルシステムはNTFSでした。

 

Buffalo TeraStation Pro(NAS)のデータ復旧

起動しないBuffaloのTeraStation Proが持ち込まれました。内容があまりよくわからないとの事。

Buffalo Terastation
ハードディスクが4枚のRAID5です。

1.ハードディスクが認識されません、焼け焦げたにおいがします。

2.早速取り出し基盤を外しました。

3.2枚のハードディスクの基盤が焼けています。

NASのハードディスク
基盤の焼けたハードディスクです。

4.4枚のハードディスクの基盤のファームウェアが一致したら、正常な基盤と交換し、交換したハードディスクから丸ごと別のハードディスクにコピーしてダミーを作ります。2枚クローンのハードディスクを作りそこからの復旧をします。

5.RAID5で完全復旧ができました。

所要時間1日です。

 

 

BuffaloのNAS LS-WXB2.0TL/R1Jのデータ復旧

起動しなくなったBUFFALOのNASが持ち込まれました。RAID構成は不明との事です。

BuffaloのNAS LS-WXB2.0TL/R1J
BuffaloのNAS LS-WXB2.0TL/R1Jの蓋を開けて、ハードディスクを取り出します。

1.2枚のハードディスクを取り出します。

2.RAID復旧機に掛けて、ディスクチェックを行います。No2のディスクがRAIDエラーを起こしています。

3.RAID構成はRAID1(ミラーリング)ということで、No1のディスクが正常であるので、比較的簡単に低料金で復旧できます。ファイルシステムはSGI-XFSです。

容量が150Gあり、一日かかりました。夕方預かって翌朝にはお渡しできました。

 

Logitec Nas LSV-5S1000 RAID5のデータ復旧

ロジテックのWindows NSAが持ち込まれました。起動しないとの事です。ハードディスク4枚仕様でRAID5での組み上げですとの事。

1.フロントのカギが不明であかない状態なので分解してハードディスクを取り出します。

分解後
外のカバーを取り、内部のハードディスクを取り出します。

2.取り出したハードディスクを復旧機に掛けます。

3.RAIDパラメーターの解析をして、それを元に復旧装置にて復旧します。OSはWindows svr ファイルシステムはNTFS、Raid5構成です。

 

データ量が多いため1日を要しました。

 

BuffaloのNAS TS-H1.0TGL/R5のデータ復旧

BuffaloのNAS TS-H1.0TGL/R5が起動しなく、アクセスできなくなったのでデータ復旧してほしいとの事で持ち込まれました。緊急でデータを取り出してほしいとのことです。

BUFFALOのNAS TeraStation PRO TS-H1.0  
BUFFALOのNAS TeraStation PRO TS-H1.0  

1.4個のハードディスクをそれぞれ個体検査します。その結果4番ハードディスクが故障していることが判明、これが起動システムに悪影響を及ぼし起動システムに不具合が生じたものと推測しました。

2.RAID5での構成であるとの事で、さっそく残り3枚をもとにRAIDを組み上げパラメータを設定して復旧に取り掛かります。

3.ファイルシステムはLinux XFSシステムで、ファイルとフォルダーを確認できました。試しに画像ファイルを復旧しちゃんと開けることを確認。パラメータが正しいことをこれで確認できました。

4.早速復旧です。データ容量的に150Gのデータが確認でき、復旧に5時間ほどかかる予定です。早速実施します。エラーなし。100%復旧できました。

今回はとても急いでるということで、特急で実施しました。夕方には間に合いませんでしたが、次の日の朝に復旧データをお渡しすることができました。